前回はこちらでした!見てやっていただけるとありがたいです。
精神科に行ってみたのですが…
F氏に言われるがまま、精神科に行ってみることにしました。
元々、彼女が通っている精神科に向かうことに。
先生とも顔見知りだし、彼女も信頼しているようだったので
一旦、頼りにさせてもらおうと思ったわけです。
オススメされた病院が予約いっぱいで取れなかったのが理由なのですが…
そこで同じ内容を話してみることに。
お医者さんからは…
医師「精神病ではないですね。
どちらかというと、カウンセリングを受けた方がいいと思います。
お薬に関しても、常用するようなものではなく
人前で話すときに飲むような安定剤で、一番弱いやつをお渡しします。」
ということで、精神病ではないことが分かりました。
もう一度改めて予約を取り、カウンセリングをしてもらうことに。
保険の効かないカウンセリングは、それなりのお値段だったので大変でした。
交流分析エゴグラム
心理テストのような質問を沢山答えて、データを作ってもらいました。
交流分析エゴグラムというのは、自己理解のためによく使われる
精神分析方法らしいです。
人間の心は3つの状態があるようです。
- 親の心 (P)
世間の価値観に基づいて考える。こうある「べき」とか。
幼少期に、大人から刷り込まれた言動が多いらしい。 - 大人の心 (A)
理性で、論理的に考える部分 - 子どもの心 (C)
子どもっぽい感情の部分
これらを更に分類して、性格を図るんだとか。
5つの自我状態
- 親の心 CP
批判的な親の部分で、自分の価値観を優先して譲らない部分。
がんこってことだと思います。
厳しく、間違いに対して理由も聞かず「こうしたらダメでしょ!」という感じ。 - 親の心 NP
困っている子に同情する親の態度。優しくて、養育的な態度。
思いやりがあるお母さんタイプ。
責めず褒める。罰さず許す。 - 大人の心 A
原因を追い求めたり、状況観察するなど合理的な心の動き。
事実中心的で、理性や知性と連動。コンピューターのような部分。 - 子どもの心 FC
人格で最も生来的な部分。自由で何物にも縛られない自発的な部分。
自由奔放で創造的。自己中心的でわがまま。 - 子どもの心 AC
従順なイイ子の部分。小さい頃から周りの人たちの愛情を失わないために
「周りに合わせる」「期待に応える」部分。
自分の心を押し殺す、両親の影響のもとに出来上がる。
ACの高すぎや、その他の値で高い物、低い物が原因になっている可能性を
考えていくようです。
キャリアくんは、この時のエゴグラムが
NP ≧ CP > A = FC > AC
となっており、カウンセラータイプでした。
お仕事柄ということもありますが。
人の話を聞いて調整するのが仕事だったので…
やはり、彼女と別れた方がいいと言われる
その時のカウンセラーの先生にも、彼女と別れることを提案されました。
しかし、自分にとっては既に依存状態にあったため別れるという選択肢がありません。
というのも、生まれてから親に抱きしめられた記憶がないので
愛情をあまり感じて育つことが出来ず
誰かに愛されている状態や、繋がりがないと不安になってしまっていたのです。
自分でもその状態であるということは自覚しており、社会人になってから
新しい彼女の作り方が分からず、どうしたらいいのか悩んだというのも理由。
ただ、別れた方が自分のためになるということは、分かっていました。
それでもやはり受け入れることが出来ず、カウンセラーの人には別れない方向で
相談をしていました。
ただ、カウンセリングを受けてやっぱり原因が分かりました。
起きている時間、全ての時間で絶えず感情を受け取りすぎてしまい
身体から溢れ出てしまっている状態である。
心のコップに水が溜まりすぎてしまったが故に、少しそれが注がれるとすぐに
溢れてしまうのだと、いうことでした。
自分なりのストレス発散方法を見つけ
感情を受け取らない心構えを教わり
とにかくセルフケアが出来るようになるまで
カウンセリングに通いました。
言っても、2.3回ですけどね。
これがきっかけ③の精神的異常の全てでした。
最後に
症状自体は3か月ほど経って改善されたのですが
徐々に自分の中に、今まで存在しなかった感情が
生まれるようになりました。
なんだか今思い出しても、ちょっと目をそむけたくなります。
もっとちゃんと就活のことを考えていれば、精神科に行く事もなかったのかなと
そんなことも思います。
このカウンセリング期間で、きっかけ④が起こります。
このきっかけ④まで、自分はこんな風に考えていました。
素直で盲目に
仕事に、会社に、くらいついてきた。
全ての失敗を自分のせいだと思い
全ての成功を他人の助けあってこそと思ってきました。
きっかけ④で初めて、自分が今まで持ってこなかった
感情の芽生えの瞬間を感じました。
次回はこちらです!